ギャラクシー、収益横這いの4月~6月期が予想を上回る

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ギャラクシー・エンターテインメント(Galaxy Entertainment)の報告によると、4月~6月期における調整後EBITDA(金利・税金・償却前利益)が横ばい状態だったにもかかわらず、高いホールド率に牽引されアナリストの予想を上回った。

純収益が前年比5%減の132億香港ドル(約1771億円)、調整後EBITDAが43億香港ドル(約577億円)の結果がブルームバーグのコンセンサス予想より優れたものとなった。

バーンスタイン・リサーチ(Bernstein Research)は、ギャラクシーの各施設が高いホールド率の恩恵を受け、運要素の調整を加えればEBITDAがコンセンサスに見合っていたと指摘した。

ギャラクシーは決算短信にて、中国の旅行動向とインフラ改善によりアクセスしやすくなったことからマカオの長期的な見通しに変わりことなく期待していると述べた。しかし、短期的には中国の消費者をターゲットにしているアジア領域のカジノとの競争が見られ、貿易の緊張が消費者心情に悪い影響を与えているという。

ギャラクシーの4月~6月におけるマカオ市場シェアが前年同期の23.2%に比べて20.6%に下がった。(AGB)