シアヌークビル市のビジネスの9割を中国が握る

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シアヌーク州当局の報告によると、シアヌークビル市における9割のビジネスは、中国人によって独占的な状況にあるという。

月曜日に開かれた会議において、特にホテル、ゲストハウス、カジノ、レストラン・ビジネスに関して中国人からの投資が集中しており、シアヌークビル市の156か所の宿泊施設(ホテル・ゲストハウス)のうち150か所のオーナーが中国人であるほか、62か所あるカジノのうち48か所において中国人からの投資が行われていると、シアヌーク州の警察署長は報告した。

地元住民は以前にも、シアヌークビル市へのへ中国マネーの集中についての懸念を表明していた。

同日、太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel Association)のソーン・シナン会長(Thourn Sinan)はザ・ポストに対し、単一国の投資家が市場の半分以上の投資を行うべきではないと述べた。

「投資先は、多国籍の企業が望ましいと思います。単一国からの投資の割合は、開発と市場のバランスを考慮して、5割を超えないようにする必要があります。単一国における投資の独占は、プラスよりもむしろマイナスの影響を与えるでしょう。」

中国からの過剰投資が、国自体のアイデンティティや地元住民の雇用機会・社会保障問題を失うことにつながる恐れがあることも留意点のひとつである。(AGB)