ナガコープ、ゲーミング総粗収益20%成長を報告

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プノンペンにあるナガワールド・リゾート(NagaWorld)を運営するナガコープ(Nagacorp)は、2019年1~9月期におけるゲーミング総粗収益(GGR)が12億8000万米ドル(約1380億円)前年比20%の増加を報告し、マス向け市場がVIPセクターよりわずかに好調だったという。ナガコープは、以前に佐世保のIR誘致に関心を表明している。

ナガコープによると、焦点を当てているマス向け市場が国内観光により恩恵を受け、ナガワールドのリゾートへの訪問者数に大きく貢献したという。

2019年1月~7月期におけるカンボジアの外国人訪問者数が11%増の380万人となり、同時期の中国人訪問者が37%増、150万人を超えた。

報告では、同社はナガワールドの開発進捗の概要を提供した。シェアホルダーは8月に開発3段階の計画と予算を承認した。ナガ3のデザインを担当するラスベガス拠点のスティールマン・パートナーズ(Steelman Partners)に加え、シカゴの設計事務所スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(Skidmore, Owings & Merill = SOM)も任命された。

また、カンボジア政府はリゾートの表に設計されるガーデン計画を承認した。この計画ではガーデンの下に地下3階の駐車場が設計され、ガーデンを通してナガ1・2とナガ3がリンクされる。(AGB)