ハウステンボス、中国企業と連携

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佐世保市にあるハウステンボス(HTB)の社長である澤田秀雄氏は、テーマパークが中国の復星集団(フォースン・グループ)の出資を受け入れると発表した。3つのうちのIRライセンス取得に選定されたら、長崎でのIRコンソーシアムが具体化する可能性が生まれる。

澤田氏によると、復星集団のHTB出資比率は25%となり、取締役を一名任命することになる。しかし、売却が完了したら澤田氏が持つ旅行会社HISは50.1%の出資比率で引き続き主導を担う。

復星集団との連携の目的はテーマパークへ中国人客の来場増。現在、HTBには年間6万人ほどの中国人客が来場するが、20万人ほどに引き上げることが今後の目処。

1992年に上海で創業された復星集団は、北海道にあるリゾート施設の星野リゾート・トマムも保有している。

長崎市の計画では、HTBの敷地内で統合型リゾートを建設することにはなるが、テーマパークと候補のIRコンソーシアムの取引関係はまだ不明である。(AGB Nippon)