ハードロック、北海道の「マスタープラン」を発表

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9日から開催されいている北海道IRショーケースでハードロックが北海道IRのマスタープランを発表し、会長のジム・アレン氏(Jim Allen)が現地メディアに施設のモデルを公表した。顔認証セキュリティ技術を担当するNECとホテル施設の一部を担当するフォーシーズンズをパートナーとして具体的に紹介した後、アレン氏はIRの肝となる施設を挙げていった。

発表によると、ハードロックの施設に含まれるのは1500部屋以上の宿泊施設、20万平方フィート(約1万8580平方メートル)のリテールエリア、アイヌ民族の文化展示、ブロードウェイ・ショーのホール、ハードロック・ライブこと1万人規模のライブ用アリーナ、日本人アーティストも表彰する国際的な音楽殿堂、MLBヤンキーズのエリア、桜の公園、冬用のエンターテインメント施設、交際ウェルネス・センター、そしてリゾートへの直接的な鉄道インフラ。

セミノール族が所有する同社は北海道でのIRライセンスに力を入れており、去年の11月にはJ1の北海道コンサドーレ札幌のトップパートナーとなった。また、2月に開催される「さっぽろ雪祭り2019」での展示品協賛も決定している。

これで北海道のIRライセンスをめぐる競争が前進いしているようにみえるが、実際には4月の北海道知事選という大きな説目が待っている。現職の高橋はるみ知事の後継者が今後の北海道IRの行き先を決めることになるであろう。(AGB Nippon)