メルコ、キプロスでサテライト・カジノ営業を開始

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メルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts & Entertainment)は、4ヵ所新規サテライト・カジノ計画の1番目のカジノをキプロス島でオープンしたと現地メディアが報道した。

キプロス・カジノ・ニコシア(Cyprus Casinos Nicosia)は、2017年6月にオープンした臨時のゲーミング施設キプロス・カジノ・リマソール(Cyprus Casinos Limassol)に次いでが開業された。シティ・オブ・ドリームス・メディテレーニアン(City of Dreams Mediterranean)とキプロス・カジノの施設責任者のクレッグ・バランタイン氏(Craig Ballantyne)は、「キプロス・カジノはキプロス政府の違法賭博対策に大きく貢献する」と述べた。

キプロスメール・オンライン(Cyprus Mail Online)によると、ニコシアのカジノではおおよそ100人が雇用され、キプロス島でのメルコ従業員が合計700人を超えているという。

総面積970平方メートルのキプロス・カジノ・ニコシアには、ゲーミング・テーブル5台、スロットマシン50台が揃っている。2番目のサテライト・カジノのラルナカは、12月にラルナカ国際空港(Larnaca International Airport)でオープンすると報道されている。

メルコのホームページによると、最初のリマソール施設のゲーミング・エリアは1300平方メートルで、33台のゲーミング・テーブルと258台のスロットマシンが用意されていた。

メルコは、2021年に営業を開始する予定のシティ・オブ・ドリームス系列の統合型リゾート(IR)を開発している。5億5000万ユーロ(約709億円)のリゾーツには、7500平方メートルのゲーミング・エリアと140台のゲーミングテーブル、1200台のスロットマシンが用意される。また、500室の5つ星の客室、MICE設備、レストランとスパの施設も含まれる予定である。

日本のIRライセンスを目指しているメルコは、マカオとフィリピンでリゾートを展開している。(AGB)