ユニバーサル・エンターテインメントの1~9月期、純利益1680億円

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ゲーミング複合企業ユニバーサル・エンターテインメントは、2018年の1~9月期の純利益が1680億円、売上高670億円であることを発表した。

パチスロとパチンコ事業、そしてフィリピンにあるオカダマニラのカジノリゾート事業がユニバーサルの主な収益源となっている。

1~9月期におけるパチスロとパチンコ事業の売上高は310億円で営業損失は190万円であると同社が発表した。

今年初めに日本のアミュー ズメント機器に対する規則の厳格化がシビアな状況を作り出したとのこと。この問題の対策としては、パチンコ店が集客を増やすために営業活動を展開しているという。

オカダマニラの事業では、1~9月期の売上高が338億円、営業損失が48億円となった。

ユニバーサルは、2018年の第3四半期の売上高は前四半期対比の4.3%減となったのが、主に第2四半期にVIP売上高が一時的に増加させた単発のジャンケットのグランドオープンイベント関連によることだと指摘した。

第3四半期では、ロイヤルティ・プログラムとプロモーションに関する新しいマーケティング施策がテーブルとゲーミング機の売り上げの増加につながった。

ユニバーサルは、パチスロとパチンコ業界の規則の厳格化を、より斬新なタイトルを作る好機として見ているという。同社の決算短信では「現状の遊技機市場は新規則に則した遊技機の市場評価が不透明なため、パチンコホールの遊技機需要は低調に推移しております」だという。

「当社はこうした市場環境・開発環境の変化を好機と捉え、幅広いファンの皆様に楽しんでいただけるような、斬新かつ魅力的な遊技機創出に努めてまいります」。(AGB)