千葉IR開発を目指す新会社の設立

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千葉の幕張地区でのIR開発に向けて、千葉に拠点とする企業10社に支援された株式会社「MICE IR千葉」が設立された。

会社が3億5000万の資本金で法的に設立されたの8月7日だが、発表されたのはつい先週のことである。

設立会見で、この会社は先月に行われた情報募集(RFI)に参加していたことが分かった。当時、関心を寄せている会社のうちの2社が千葉に拠点を置いているという情報があったが、今となってはその2社が「MICE IR 千葉」と、中小企業50社が構成する「ちばの未来MICE・IR」という別のグループであることが明らかになった。

「MICE IR 千葉」の社長に千葉の建設会社である新日本建設の金綱一男会長が就任された。

同社の計画によると、重要でありながら古くなりつつある展示会の幕張メッセは、倍以上の規模に再開発され、ZOZOマリンスタジアムもそのまま新施設に統合される。開発費用は5~8億円に見積もられ、その大半を調達するのがIR事業者と見込んでいる。

また、同社によると施設が稼働していると、3~5千人の雇用が生まれると想定している。

金綱氏は「東京都や横浜市と比較しても最もインフラが整っている。千葉市の企業で何としても地域経済を発展させたい」とコメントを残した。(AGB Nippon)