塩川氏 アメリカのIR法案への影響に不満

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日本共産党7期目の衆議院議員塩川鉄也氏は日本政府が強力なアメリカ人実業家らに有利になるようIR実施法案の形を変えたと繰り返し主張し、不満をあらわにしている。

特にラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)のシェルドン・アデルソン氏(Sheldon Adelson)とその他の実業家らがカジノの床面積に絶対的な制限を課すという以前の提案を取り消すために日本政府上層部へと介入したと確信。

昨年6月、有識者会議では日本最大級のIRでさえカジノの床面積は1万5,000平方メートルという絶対的な制限が議論されたが、今年3月にはこの提案は破棄された。

塩川氏はアデルソン氏が2017年8月の大阪訪問でカジノの床面積制限を公言したことにより、日本での「われわれが望んでいたようなIRを実現できない」と述べている。

野党議員5人が出席した6月12日の記者会見で塩川氏は、「カジノをやりやすくするためのカジノ業法」が法案の本質であると再論。

塩川氏はトランプ米大統領が米国カジノ業界の有力実業家らや「トランプ大統領を一番の支援者としているラスベガス・サンズのアデルソン会長」の要請を受け、安倍晋三首相との二国間協議で直接問題を提起した可能性があると考えている。(AGB Nippon)