愛知県、常滑市RFIを開始

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愛知県は「MICEを核とした国際観光都市」のRFIプロセスを開始。これがIR入札に関する動きの一部であるかどうかは明示されていないものの、常滑市の中部国際空港開発事業にカジノ要素が含まれるか否かの地方政府の審議に関係していることは明らかである。

地方専門家研究会による2018年3月の報告書にもあるように、「これまで日本のモノづくり産業の集積地として栄えてきた愛知県においても、その産業力と日本の中心に位置する地理的特性、優れた交通インフラ等の強みを活かして、2019 年に開業を予定している愛知県国際展示場に数多くのMICEを呼び込んでいくことが重要である。」とされている。

同報告書には「国が目指す日本型IRの活用について、愛知県としても検討を進めていくべきと考える。」ともあった。

空港が整備されている人工島には建設中の展示センターだけでなく、ホテルや劇場、美術館、レストランにショッピングセンター、さらにはスポーツ施設も加わるとされており、カジノのみが追加されていないだけのIRめいた開発であると思われる。

愛知県の相談を受けまたその手続きを行うEY新日本有限責任監査法人は8月21日に東京、8月23日には名古屋にてRFIの説明会を予定している。説明会では関心のある企業にRFIプロセスに関する詳細な情報が提供される。(AGB Nippon)