ガナパティ、オンラインカジノ市場に日本的文化要素を追加

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ガナパティは1年以上に及んだ準備の後、4月に国際的なオンラインカジノ市場に参入し、ギャンブラーやゲーマー達に魅力的でユニークな日本の雰囲気を提供することを目指している。

ガナパティ・マルタの最高経営責任者である澤田拓とマーケティングマネージャであるナディア・アデルスタインは、 AGB Nipponとの独占インタビューにてガナパティの基本的な特徴を明らかにし、「アニメを含む日本の文化は海外の市場に紹介されれば売れると感じた」と話した。

ガナパティ企業は2013年に設立され、最初の数年間は日本国内市場向けのモバイルアプリに集中しており、元はギャンブルとは無関係なハイテク企業として開始。

しかし2016年12月にマルタにてオンラインゲーム部門が設立され、翌年はロンドンやエストニアにもオフィスを設立し、各国がそれぞれの専門分野を持つことにより会社に貢献。ロンドンはマーケティング活動の基盤であり、逆にエストニアは主なソフトウェア開発者らが拠点を置く場所となっている。

ガナパティは大量生産は狙わず、高品質のニッチ製品を生産することによって成功をおさめることを狙っている様子。澤田氏はギャンブラー層のみを狙っているのではなく、「真剣なゲーマー達でもプレイしたくなるようなゲームを作りたいと思っている」と述べた。

マーケティングマネージャーのアデルスタイン氏は「我々にはこのような日本風ゲームを作っているという利点があるから、他の市場とは大きく異なっている。しっかりとした本物の日本の雰囲気を持ったゲームは他にない」と提供されている製品のユニークさを強調。

ガナパティはゲーマーらが実際にゲームをアクセスできるプラットフォームを提供するためのソフトウェアを他の会社に販売を行っている。

ガナパティのゲームがまだ利用できない国の中にオンラインカジノが不法である母国日本が含まれているが、法が将来変化することがあれば日本での立ち居地も良好になることを期待している模様。

さらにガナパティは日本IRが設立されれば、ゲームソフトを提供することを目指している。(AGB Nippon)