第1四半期の好調に続き、マカオでは2018年のゲーミングによる総収益(Gross Gaming Revenue = GGR)の成長を見込んでいるが、フィッチ・レーティングスが木曜日に発表した報告書によると、VIPとプレミアム・マス層の減速が予想される。
同社の「オールイン:グローバル・ゲーム・ハンドブック – 第6版」では、中国の金融政策と不動産制限の強化がVIP層のゲーミング活動を減衰させると書かれている。
さらにフィッチによると、アジアの他の地域ではオーストラリアとシンガポールIRの業績はリバウンドする見込みであり、フィリピンのカジノでも引き続き増加傾向を見せるなど、異なる成長パターンが見られる。
しかし、韓国初のIRである済州シンファ・ワールドは、鈍いスタートを切った。
同社はまた、木曜日に日本の見通しに関する報告書を発表し、IR事業に影響を及ぼす規制が最近発表されたことにより、年間GGRをコンセンサス予想である100億ドル(約1兆0900億円)より低い60億ドル(約6540億円)で推計した。(AGB)