政府の統計に基づいたロイター通信のレポートによと、大阪は日本の最も急成長をする訪日旅行の観光地となり、2012年~2017年期で観光が5倍も増加した。2017年に1100万人以上の外国人訪問者が大阪を訪れたという。
不動産仲介サービス大手のCBREの山口武アソシエイト・ディレクターは「東京に比べて、大阪はIRなどのおかげで開発や観光における長期的かつ持続的な成長が期待されます」とロイター通信に語った。
大阪の東京に対する主な利点は日本文化を誇る京都と奈良が簡単にアクセス出来るという点である。大阪も、ユニークな食文化と改善されつつあるインフラにより評価が高くなっている。
日本の他の地域と同様に、大阪の観光ブームを牽引するのが中国からの観光客である。
多くのアナリストは、期待のIRや2025年国際博覧会を含むこれから10年の夢洲における開発が本当の大阪再生に繋がるとみている。日本の第二都市である大阪は、長いこと東京に影を投げかけられている。(AGB Nippon)