2017年の韓国におけるカジノ収益、5.9%の減少を記録

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2017年の韓国のカジノ売上高は、3月に中国当局によって発令された韓国への団体旅行禁止令の影響を受け、5.9%の減少となった。

国内ゲーミング管理委員会(National Gambling Control Commission)が開示する数値によると、総額は前年の2兆9000億ウォン(約2880億円)から2兆7300億ウォン(約2710億円)に減少した。国内で唯一韓国人の入場が許可されているカジノ、カンウォン(江原)・ランド(Kangwon Land)売上高は6.4%、その他16か所の外国人専用カジノの売上高は5.3%の減少となった。また、訪問総数は3.6%の減少となった。

1人あたりの平均賭け金額は、外国人専用カジノでは54.48ドル(約6000円)で、カンウォン・ランドでは48.89ドル(約5400円)であった。

その他の賭博の売上高は、競輪で13.9%の増加、競馬で2.9%の増加と好調な推移を見せている。 なお、場内馬券(車券)購入率は、それぞれ33.3%、3.9%の減少となった。

また、宝くじ収益は7%増加の41兆ウォン(約4070億円)に達した。

合法賭博によろ賭け金額の合計は21兆3000億ウォン(約2兆1150億円)となり、前年比で1.1%の減少となった。(AGB)