MGMのムーレン氏、マカオの成長に前向き

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MGMリゾーツ・インターナショナルのCEOジェームズ・ムーレン氏はCNBCとのインタビューで、マカオはさらなる成長の可能性を秘めており、世界最大のゲーミング市場の地位を維持する可能性が高いとに語った。

日本でライセンスを強く求めているムーレン氏は、マカオ、香港と広東の間の密接な統合を目指して、同地域への投資によってさらなる拡大が促進されると語った。先月、中国国家主席の習近平氏は、香港、マカオ、珠海を結ぶ橋を開いた。

この橋は都市間の移動時間を短縮し、マカオに香港の国際空港へのアクセスを容易にすると期待されている。

ムーレン氏は、これとは別に11都市地域に投資する予定であり、マカオは「さらに大きな市場になる可能性がある」と述べた。

同氏は、最近の月間総ゲーミング収益の減速は予想されていたと述べた。「私たちは長い間マカオにいますが、(ゲーミング収益)成長の点では上下が激しい市場を見てきました。毎月の数字に変動が見られることは目に見えています」とテレビ局に語った。

ドナルド・トランプ大統領による中国との貿易戦争は中国本土経済の成長を減速させており、最近の景気後退が引き起こしている。この点に関してはムーレン氏は、地政的緊張が「パズルの一つのピース」に過ぎないとコメントした。

「(マカオは)まだ世界最大のゲーム市場であり、私の意見としてはそれは維持され続けるであろう」と述べた。

MGMは今年初めにコタイ・ストリップ(マカオ)に新しいリゾートをオープンし、マカオ半島にも不動産を保有している。(AGB)