ラグーナ・ランコ―がカジノライセンスを取得、2022年の開業見込み

ラグーナ・ランコ―(Laguna Lăng Cô)は、ベトナム内ではここ10年で初になる新規でのカジノライセンスを取得し、2022年のオープンを予定している。

4月下旬にシンガポールで開催されたベトナム・シンガポール・ビジネス・フォーラムにおいてライセンス交付式が行われ、人民委員会の委員長であるグエン・ヴァン・サオ氏(Nguyen Van Cao)からバンヤンツリーホールディングス(Banyan Tree Holdings)の最高経営責任者であるホー・クォンピン氏(Ho Kwon Ping)にライセンスが交付された。

ラグーナ・ランコ―は、ベトナム中部のリゾートにおいて、ライセンス交付に伴いフェーズ2の開発を開始する予定である。

2018年から2022年にかけての拡張事業を予定しており、ベトナムの新しいカジノ法の下における最低投資額である8億7500万ドル(約962億円)から20億ドル(約2200億円)への投資資本の増加が見込まれている。

現在までのメディア報道によると、カジノは500台のマシンと50台のゲームテーブルでオープンを迎えると見込まれる。また、2029年には2,000台のマシンと200台のゲームテーブルに規模が拡張されるとも予想されている。同リゾート内には6つの5つ星ホテルと2,200軒以上のヴィラとアパートメントも追加される予定である。

2013年にオープンしたこのリゾートのフェーズ1としては、280ヘクタールの土地計画の第一段階として、バンヤンツリーとアンサナ(Angsana)の両ホテル、ニック・ファルド氏(Nick Faldo)の設計によるゴルフコース、豪華なプライベート・ヴィラとレジデンス、コンベンション施設、レクリエーション施設やビーチが含まれている。(AGB)